γ-GTP(γ-Glutamyltranspeptidase)
正常値は、0~40mU/mℓ(男0~62mU/mℓ 女0~37mU/mℓ)
主な疾患として、肝がん、胆道がん、膵頭部がん、胆石症、肝硬変、急性肝炎、慢性肝炎、閉塞性黄疸、アルコール性肝障害、心筋梗塞。
γ-GTPは、肝、腎、膵、血清、血球などにあり、γ-Glutamyl基を他のペプタイドやアミノ酸などに転移させる作用をもっている酵素である。また、アルコール常飲者では高値を示す特徴があるため、アルコール常飲者は他の検査で異常がなくともγ-GTP値は異常値を示す。
肝・胆道疾患に高値を示し、特に肝がん、膵頭部がんの閉塞性疾患、肝硬変、肝炎(急性、慢性)、アルコール性肝障害、心筋梗塞においても高値を示す。
他のいわゆる逸脱酵素とは多少異なる特徴をもち、腎疾患では腎腫瘍、ネフローゼ症候群などでは異常値を示す他は特に異常所見はみられない。