十二指腸液
正常値は8~10単位以下(モイレングラハト値)
主な疾患として、急性肝炎、胆嚢炎。
肝臓、胆嚢、胆管などの検査で検査方法は胃液採取とほぼ同じ。
十二指腸液というのは胆汁、膵液、十二指腸液を含み、モイレングラハト(黄疸指数)の数値を調べる。
A胆汁は最初に出てきた液で胆管から出る黄色(淡黄色)のやや濁った液。胆汁の量が5~30mℓあれば正常。
B胆汁は、次に出てくる黄褐色の濃い液(黒黄褐色)で、量は30~50mℓで正常。
C胆汁は続いて採取した液で、次第に液の色が薄くなり、黄金食で透明な液で量は30~200mℓが正常。
各胆汁が採取直後に粘調度が高く、緑色あるいは黒褐色の場合、胆道感染症で胆石を併発している。
B胆汁が膿性の場合は胆嚢腫瘍、血液が多量に混入していたり古い血塊がある場合は胆嚢がんが考えられる。
全胆汁の排出がみられない場合は胆道腫瘍や胆管結石などによる胆道閉塞。
B胆汁が排出されない場合は胆管結石、胆嚢炎などの胆嚢疾患、または肝細胞性黄疸の極期が予測される。
A胆汁のみに胆砂がみられる場合は十二指腸炎、全胆汁にみられる場合は胆道炎、急性肝炎、胆石症などが考えられる。