尿の濃縮試験(フイッシュバーク試験)
正常値は比重が1.026~1.032以上。
主な疾患として腎機能障害。
この尿濃縮試験は、腎臓の糸球体と尿細管の働きをみる検査である。
検査法は簡単で、検査前日の夕食時に水を200mℓと高たんぱく食を与え以後検査終了まで絶飲食とし、翌朝目がさめてから1時間おきに3回尿を採り、それぞれの尿の比重を測定するのである。健康な腎臓の場合、あまり水を飲まなくても尿の比重が一定以上高くなる。これは老廃物の排出ができるということになる。
これに対して、病的な腎臓では尿量が多くなければ老廃物を尿とともに排出できなくなっているのである。
3回分の採尿のうち、最高比重が1.020以下の場合は、腎機能障害が考えられる。また、いずれの尿も1.010付近の場合、腎不全が考えられる。

