子宮筋腫 しきゅうきんしゅ
子宮の筋層内に出来る良性の腫瘍のこと。30代後半からの婦人に出来、成熟婦人の10%前後にあると思われる。原因ははっきりしないが、性ホルモン、特に卵胞ホルモンの分泌過剰が影響しているとも言われている。子宮頸部に出来ることもあるが、多くは子宮体部にでき、大きさは様々である。小さなものは無症状であるが、大きくなると過多月経、下腹部痛、下腹部の圧迫感についで、貧血症状、便秘、腰部の鈍痛などを訴えることが多い。婦人科診察で大部分は診断されるが、超音波検査法やCTスキャンなどを補助的に行い診断することもある。治療は無症状で小さいものは放置して良いが、大きいものや出血により貧血傾向のある人は手術を受けたほうが良い。手術は卵巣を残し、子宮を全部摘出することが多いため、子供のいない婦人では筋腫のこぶだけを切除することもある。