アルカリフォスファターゼ
正常値は2.6~10.0単位(キンドキング法)
8~2.9単位(ベッシーローリー法)
主な疾患として、肝、胆道疾患、クル病、骨軟化症など。
アルカリフォスターゼは全身の臓器に含まれているが、特に骨、肝、胆管、腎尿細管などに多く含まれる。よってこれらの臓器に異常がある場合に、血液中にアルカリフォスターゼが流出、停滞するため測定値が高くなる。
特に、ベーチェット病や骨の悪性腫瘍では数値が著しく高い。他にはクル病、副甲状腺機能亢進症、骨軟化症、骨折なども数値が増加する。骨以外の疾患では、肝臓胆道閉塞がある。この酵素が高値のときビリルビンの数値も上昇し、膵頭部がんや総胆管がんなどの場合は、この両者の上昇が重要である。
乳幼児から10代半ばまで成長期の骨の発育が活発であることから、この数値は大人の2倍近くあるとされる。妊娠の場合も、検査値が高くなる。