大腸炎 だいちょうえん
大腸カタルと言われる、大腸の炎症のこと。原因は種々で食中毒や赤痢など細菌性のもの、ウイルス感染、原因不明の潰瘍性大腸炎などがある。大便に粘液、血液のほか、時には膿の混入も見られる。発熱、腹痛を伴うこともある。急性の場合は絶食して水分の補給にとどめ、下痢の状態に応じて流動食を与える。脱水がひどければ輸液が必要となる。細菌性のものには抗生剤の注射を行う。潰瘍性大腸炎は大腸に多くの潰瘍ができ、粘血便を出すが、経過が長く特定の薬のほか、副腎皮質ホルモンを使って治療効果をあげている。