大動脈瘤 だいどうみゃくりゅう

 大動脈の一部が袋状に突き出した状態で、その部分が裂けたり、破れたりして命取りになることもある恐ろしい病気。大動脈硬化(梅毒、動脈硬化症による)や動脈の先天性の奇形のためにふくらんだ血管が裂けたり破れたりするが、胸部大動脈瘤(大動脈が心臓から出る部分に特に多い)は梅毒によるものが割合多い。腹部大動脈瘤は、動脈硬化症が進んだ結果起こるものが多い。つまり大動脈瘤のできる場所によって病因が違っている。先天性の一種の奇形から起こるものは脳内の小動脈の瘤が破れるもので、若い人にしばしば起こることが多い。
 突然起こる激しい痛みや出血によるショックのために急死することもある。

 

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