アレルギー
生きているもの(生体)に異物や病原体が入った時、これらに対する反応に何らかの変化が起きると、その現象をアレルギーと呼ぶ。アレルギーという言葉を初めて使ったのはオーストラリアのフォン・ビルケ(小児科医)である。アナフィラキシーという生体に不利と思われる急激な変化をする場合と、免疫という外界に対する抵抗をする場合がある。しかし現在ではアレルギーと言えばアナフィラキシーのことを指している。これは、アナフィラキシーがあまりにも急激な変化を生じるために、免疫とは原理的には同じでも現象的には違って見えるためである。
サバを食べて急に“じんましん”が出たとか、口が腫れたとかの自覚症状のあるものをアレルギー疾患と呼ぶが、免疫の場合も外界からの異物に対する抵抗(排除反応)なので、アレルギーと変わりはない。
アレルギーの症状が強すぎて日常生活に支障が起こるようなら、予防や治療が必要となる。アレルギー疾患を起こす人にはアレルギー体質があることが多く、狭い意味でアトピー体質とも呼び、現れた症状をアトピー性疾患と呼んでいる。