胃
胃は消化器の一部で、袋状になった器官である。上の方は食道に続き、下は小腸に連絡している。上部の入口の部門は噴門で、下の出口に当たるところは幽門と呼ばれる。中心部は胃体部と呼ばれ、口から食道を通ってきた食物は噴門から胃に入るが、胃液はその前に分泌され、食べたものが胃の粘膜に触れると、胃壁の筋肉も収縮を始めて、胃液と食べ物が混ぜ合わされる。胃の収縮運動を蠕動(ぜんどう)運動と予備、こを繰り返しているうちに胃の中のものは流動性になり、胃液内の塩酸も作用して、だんだん酸性になっていく。これが刺激となって反射的に幽門が開き、胃の中の物は小腸の一部である十二指腸に送り込まれていく。胃の中に入った食物は普通2~4時間とどまるが、その中でも脂肪は8~9時間停滞する。胃の中ではアルコール以外はほとんど吸収されない。